【新作】アディダスファイブテン モカシム NIAD とNIAD VCS

 

雪が降ったと思えば、サンサンと太陽が照り付ける...

寒暖差でおかしくなりそうです。

 

かろうじて、生きています。HAZEです。

 

今回も、新作シューズを紹介していきます。

 

アディダスファイブテンが、また新作を出しました!!!

 

2種類あります。

 

1つ目は、「NIAD モカシム」 ↓ これ

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NIAD モカシム

モカシム」と付いてるだけあって、モカシムをベースにしたものだと分かります。

改造点として、

  • トゥーラバー増設 (図2)
  • プルタブ太くなった。(図3)
  • スリングショット前面に移動。(図3)

などがあげられますね。

 

※プルタブは履くときに、引っ張る輪っか状の部分

 

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図2 トゥーラバー
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図3 左)新作 NIAD モカシム       右)普通のモカシム    

  

なんか、アンパラレル社の UP-MOCC(アップモック)に似てますね...

あと、ロゴが大きくなった気がします。

 

スリングショット(5.10と書いてある部分)が前面に移動したことによって、伸びやすい構造になったと思われます。(まだ現物を見てないのでわかりませんが...)

また、ターンインは普通のモカシムと変わらないみたいですね。

 

UP-MOCCを意識して作ってますね。

 

お値段は¥14300- モカシムにしては高い...。(クライミングシューズの中では比較的安い部類に入りますね。)

普通のモカシムが 1万円+α で売られているので、HAZEはそっちを買いますね。

 

前面にアディダスらしさを出してきたあたり、本気度がうかがえます。

 

 

 

≪補足≫

モカシムの歴史

旧ファイブテンとアディダスファイブテンのモカシムは少し違います。

(旧ファイブテンの中でも、ソールなど微妙な差異があります。(また纏めます。))

 

            旧ファイブテン / アディダスファイブテン

プルタブ     |  ×印・ペラペラ              5.10と刺繍・しっかり

ソールのロゴ   |   まっすぐ         ななめ

ヒールの段差(横)|    あり           なし

  

ーーーーーーーー

 

 

次、2つ目、「NIAD VCS

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図4 NIAD VCS

 

色といい、カタチといい、アナサジLV の匂いがぷんぷんしますね。

ショウナ・コクシーが履いていた、魔改造アナサジLV に似てます。

 

公式が言うには、

モカシムにベルクロトゥーラバーつけてみました。」

 的な感じですね。

 

でも、

  • 開口部はメッシュ素材
  • シンセティックレザーを使用
  • ソールは  stealth C4 (ステルス C4)

よくよく考えてみると、アナサジVCSですね。これ。

 

お値段は、¥17600- 高いね。

セールで、アナサジVCSが 13000円程 で購入できます。

そっちを購入したほうが、賢い選択(現時点)かもしれません。

 

 

総じて考えると、

やっぱり普通のモカシムがいい。

まあ、買わないんですけどね。

 

 

HAZEでした。

(了)

 

 

 

【疑問】スタート限定について、、、

あけましておめでとうございます。(遅い)

本年もどうぞよろしくお願いいたします。(遅すぎる)

 

1月も半ばなのに、正月気分が抜けきっていないHAZE です。どうも。

年末年始はいろいろと忙しく、更新ができていませんでした。

 

今年は、更新をなるべく増やすため、何でもします。(何でもするとは言っていない。)

 

自分のこととしては、

外岩リード計画が立ち消えになり、ソロで外岩ボルダーにちょくちょく行く日々でした。

やっぱり一人だとリードクライミングは難しいですね。

 

 

今回は、スタートの限定について思うことを書いていきます。

 

去年、HAZE は外岩である課題を登りました。

その課題には、二段というグレードがつけられていました。

あまり、グレードには興味はないのですが、はじめての二段ということで、非常にうれしく思っていました。

 

しかし、ある人に、

「スタートの位置はあっているけど、持ち方が違うから、二段を登っていないだろ。その持ち方だと一級にグレードダウンだわw」

と言われてしまいました。

 

ここで、疑問があります。

スタートのホールド限定だけではなく、持ち方を限定するのはいかがなものか。

 

スタートホールドの限定は一般的な考え方と理解できます。

小山田大氏がスイスでThe Story of Two Worlds (V15) を第2登したとき、スタート位置が間違っていたため取り消されたことは有名です。同氏はのちに、さらに下のスタートから、The Story of Two Worlds low start (V16) を初登します。(すごい、、、。)

 

www.yukiyama.co.jp

 

 

スタートホールドの持ち方の限定は......

少なくとも ――― 聞いたことがありません。

課題で「このスタートはこう持ってスタートする。」という持ち方の制限をするということは、何だろう...... 登り方 (ムーブ) を、強制するようなものだと思います。

初登者としては、同じムーブをしてほしい。と考えているのは分かりますが……

 

HAZEの考え方の1つとして、より簡単に登りたいというものがあります。

チョークも、クライミングシューズもそのために改良されてきたのですから。

 

「このムーブ以外は、このグレードではない。」という理由は、初登者の自己満足であり、それに倣う人も同様である。

ただ単に、ムーブの押し付けをしているに過ぎない。

 

 

その課題に、そのグレードがつけられているのであれば、初登者などが話し合いなどして、グレードを変更しない限り、そのグレードのままであるはずである。

 

つまり、

公式にグレードを変更しない限り、そのグレードを登った事実は残るのである。

 

 

小川山のスパイアは4級とされているが、実際4級ではないとされている。例え登ったとしても、4級を登った事実があるだけだ。

 

一方、課題がいくら簡単に登れたとしても、そのグレードがつけてある限り、そのグレードを登ったといえるのではないか。

 

 

という疑問でした。

 

 

HAZE

(了)

 

 

 

 

〈新作〉アンパラレル NEWシューズ

 

世間はクリスマス・イヴというのに、今日も仕事なHAZE です。

仕事したくないよー。

 

今年は、サンタクロース来るのでしょうかね? 

いい子のところには来るんじゃないですか。知らんけど。

  

さて、今年はいろいろなシューズが出ました。

 

スカルパ から ドラゴLV
ファイブテンからハイアングルプロ
スポルティバからセオリー....... and more.

 

これからもどんなシューズが出るか、楽しみです!

といった中で、 

 

今回は、UNPARALLEL(アンパラレル)社の新作シューズの話を。 

 

≪復習≫ UNPARALLEL社について 

(知っている人は下へスクロール )

この会社は、旧 FIVE TEN 社を源流に持ちます。

だいぶ前に、旧 FIVE TEN 社がアディダスに買収され、Adidas FIVE TEN 社になりました。そして2019年から中国での生産に移行しました。

元々 旧 FIVE TEN 社はアメリカで生産していたので、残った工場は、UNPARALLEL社として、復活したのです。

 

ーーー

 

ある時、Caravan社のサイトを見ていた時に、発見してしまいました・・・

 

これと

 

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図1 フラッグシップ

*1

 

これと

 

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図2 ライラ

 *2

 

これです!

 

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図3 UP-ライズプロ

 *3

 

 図1の「フラッグシップ」は、楢崎智亜さんや小林由佳さん、渡辺沙亜里さんなどが履かれています。(以下図参照)

 

やっぱり、サポートクライマーは違いますな。。

 

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*4



見るからに、ハイアングル(Adidas FIVE TENのやつ )っぽいですが......

  • ソール |  RS ラバー (旧 stealth HF)3.5㎜(前部) RHラバー (旧 stealth C4)4.2㎜(後部)
  • トゥーラバー |  VDラバー (旧Mi6)  
  • セパレートソール

小林由佳さんは、同社の TN-pro の後継と言っています。

まあ、見るからにこれ ↓ なんですけどね。

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図4 ハイアングル(Adidas FIVE TEN)

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図5 ヒールに注目

*5

  • ヒールに窓がある
  • ヒールラバー上まで巻き上がっている。

 どちらかというと、青いほうのハイアングルのソールを、柔らかいのに変えた感じだろうか。

 

お値段は、 税別 ¥ 19000-   也

フラッグシップというだけあって、やっぱ高いね。

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図2の「ライラ」は、カタチは名作 Jet7 に似ていますね。

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図2 ライラ
  • ソール |  RS ラバー (旧 stealth HF)3.5㎜ 
  • 急激なダウントゥ(同社VEGAに比べて)
  • トゥーラバーがしっかりとある!(ペイントじゃない!)

 公式も、VEGA(ベガ)の強化モデルと言ってます。

確かに、「ライラ」はこと座の英語名 Lyra で、

こと座の α 星「ベガ」が属していますね。

UNPARALLEL社はシューズによく恒星の名前を付けています。(他にシリウス、レグルスがある。)

 

写真をぱっと見ると、

特に、ヒールが旧 FIVE TEN 社のドラゴンやブラックウィングに類似していますね。

また、ベルクロが細くなったように思えます。

まさかないとは思いますが、ベルクロはがれやすくなったかも。

 

価格は、税別 ¥18500- 也

うーん。わからん。

同社のVEGAとUPライズシリーズを足して2で割った感じかな。

 

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図3は、「UP-ライズプロ」ということで、、、

 

画像見た?

 

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図3 UP‐ライズプロ

 

これもろ「モカシムオンサイト」じゃね?

ユカシムとも言われた名作シューズの再来だね。

 

  • ソール |  RH ラバー (旧 stealth C4)4.2㎜ 
  • ヒールラバー上まで巻き上がっている。
  • トゥーラバーがある!

トゥーラバーがあるのは、ユカシムと違う点だが、ユカシムにトゥーペイントしたものだと考えれば、同じとみなせるはず、、、、

 

公式では、

UP-MOCCをベースに、

  • ミッドソールを強化
  • トゥーラバー増設
  • ベルクロ追加

クラック用シューズみたいです。

見れば見るほど、「モカシムオンサイト」だわこれ。

 

ただ、モカシムオンサイトでは、ベルクロ中央部の留め(スポルティバのコブラの何に使うかわからない穴)がないことを考えれば、進化したことが考えられる。

 

お値段は、税別 ¥17000- 也

たけーよ。¥15000- くらいなら考えたかもしれないのに、、、、(ちなみにモカシムオンサイトは¥13000- くらい。 )

 

 

総じて、UNPARALLEL社の3シューズに共通することは、

 

色何とかならんかったんかい。

 

臙脂(えんじ)色×白色、水色×黄色、紫×黄色、、、、だれが履くねん、こんなん。(ただ、筆者の好みじゃないだけです。)

 

でも、性能はいいだろうな。ヒールも改良されてそうだし、どれか買うかもしれません。

 

※筆者はUNPARALLEL社は嫌いじゃありません。ただ、ヒールが合わないだけ。

 

 

思っていることを書きなぐってしまいました。

お気を悪くされたら、お詫び申し上げます。

 

では、メリークリスマス。

HAZE でした。

 

(了)

 

 

【愚痴】クライミングの頻度について 

HAZE です。こんばんは。

第2回目にして、愚痴です。大丈夫か?このブログ。

 

友達?知り合い? 顔見知りのSNSにこんなことが書いてあった。

 

「親から1円も援助してもらってなくて、自分でバイトして稼いでる。

 登る頻度を、好きなことに時間を使える人と比べられても困る。」

 

 

そもそも、クライミングが好きな人は、

時間がなくても、無理矢理時間を作って、クライミングをするわけであって、、、

 

この人にとっては、

ライミング ≠ 好きなこと ということがわかる。

 

登る人、つまりクライミングをする人は(※クライマーと表現していいのは非常に狭い世界の人々を指す、と筆者は考えている。クライマーには、筆者を含めほとんどの人は該当しないであろう。)

自然と優先順位の上位に、「クライミング」がくるはずである。

好きなことなんだから。

 

実際この人は、コロナ前(年末くらい)から登っておらず、自粛明けでジムが再開し始めた後も登っていない。

 

つまり、、、

 

ライミングに対する意思がかなり弱い。

頻度以前の問題です。

 

逆に、勝手に比べられる人に失礼なのではないのでしょうか。。

 

ライミングが好きな人にとって、

好きなことに時間を使う = クライミングに時間を使う

 

なので、

この人はクライミングをする人と、

同じ土俵に立っていないから、比較はできない。

比較するべきではないと思う。

 

 

ほとんど愚痴になってしまいました。

ご気分が悪くなられた方にはお詫び申し上げます。

 

ではでは。

 

 

追記

このような人が、クライミングのサークルの幹部ということが信じられません。

 

次回、クライミングのサークルのトップには強い人がなるべきなのか。(未定)

 

クライミングの上級者って?

こんばんは。というか、おはようございます。というべきですね。

ブログをはじめました。Hazeと申します。初めまして。

 

1回目のブログのテーマは、

「上級者」について(←初めてのテーマでこれはどうなのよ。)

 

ライミングを含め、スポーツには、

⓪ 初心者

① 初級者

② 中級者

③ 上級者 の4種類に分類される。

(初心者は①に分類されると思うけど、細分化して表記します。)

 

この境目の基準はどのようになっているのだろうか?

他の方々が書いていらっしゃるページを拝見すると......

①→②は5級

②→③は2・3級と表記してあったり、

①→②は3級

②→③は初段と表記してあったり、基準がまちまちである。

 

重要なことは、上級者をどの範囲で設定するかということ。

また、外岩でのグレードなのか、インドアでのグレードなのかによっても変わってくる。

例えば、自分がジムで2級、外岩で初段を登れていたとすれば、①~③のどの位置にいるかわかりづらい。

(上に挙げた基準では、少なくとも初級者ではないが…)

 

インドアである程度の課題(2・3級)が登れていれば、外岩で初段は比較的楽(当社比)に完登することができるはずだ。

となると、上の例では、ジムでは中級者、外岩では上級者になる。

※グレードは、ジムによって著しくかけ離れている場合があるから、一概には言えない。ここではホームジムでのグレードとする。

 

これは不思議なことだ。

グレードは絶対的な基準であることから、課題の良し悪しにかかわらず、一律であるべきと考えられる。つまり、ジムと外岩とでの初級・中級・上級は一致していなければならない。だから... 

 

福知山ばりに脱線したので、話を本筋に戻そう。

 

上級者の基準をどこに置くかということである。

上級者の基準をスポンサードがついているクライマー(楢崎選手や野口選手などトップレベルの選手)とすれば、ほとんどのクライマーライミングをしている人は初級者・中級者にあたるのではないか?その集団の上澄みがやっと中級者に手が届くくらいだろう。つまり、上級者はごくわずかしか存在しないのである。

 

ここまでのことは、ボルダラー(ボルダリングを主としている人)に関してである。

この解釈をクライミング全般に当てはめると、全く違ったことになってくる。

そもそも、ボルダリングはクライミングを構成する要素の1つでしかないわけで、、、

他にはリード、マルチピッチ、アイス、(スピード)などがある。

 

これらの要素のすべてに精通していなければ、上級者と名乗れないのではなかろうか?

「近年はインドア専門の人が増えてきているから、インドア基準にしよう!」

「マルチは最低1本はやっておかなければならないだろう。」などという意見もある。

 

気軽に「私は上級者だから...○○○○。」とか言っている、「自称上級クライマー」になっていないだろうか。

 

 

ああー、頭がこんがらがってきた。

 

 

後日もう一回整理したうえで再投稿します。

といったところで、筆をおかせていただきたいと思います。

 

ではでは。